2025.01.29
気候変動への対応【SBT認定取得】
2024年11月29日に、弊社では気候変動への取り組みに伴ってSBT認定を取得しました。
SBT認定とは、企業や組織がパリ協定に沿って5~10年先の温室効果ガス削減目標を設定しその目標がSBTイニシアチブ(SBTi)によって認定される制度のことです。
先日認定説明会が開催されました。
以下に詳しくSBT認定の内容を解説していきます。
1| チャレンジする目標レベル
弊社では、2030年をCO2削減目標年・2019年をCO2削減の基準年としています。
削減対象範囲のScope1,2は弊社の98.2%がScope2の電気使用に伴う間接排出なので、ここでは説明を割愛します。
目標レベルの『1.5℃目標』は、パリ協定に基づいて世界の平均気温を産業革命以前のプラス1.5℃に抑えるという目標です。
また、『2019年比46.2%削減』は、2019年の弊社におけるCO2排出量を基準とし、2030年には2019年の排出量から46.2%削減するという目標です。
2| 実績から見る具体的な数字
次に2023年から2030年にかけてのCO2削減量を予測します。
弊社の2023年におけるCO2排出量は691.9tで、2030年の目標排出量は400.9tとなっています。
そのため2023年から2030年の7年間にかけて合計291.0t削減する必要があり、これは2023年の排出量を100%とすると42%の削減にあたります。
つまり目標達成には2030年まで毎年41.6tずつ削減していく必要があり、これは年間6%ずつ削減していく計算になります。
下グラフは、これらの数値を踏まえて年間のCO2排出量を概算で示したものです。
この内容はPDFファイルでも見られますので詳しくはこちらをどうぞ。